パレルモのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が、ツイッター上でサポーターの質問に応じた。

パレルモが一人の指揮官のためにこれだけの熱気に包まれるのは、デリオ・ロッシ監督のとき以来だ。同監督はサレルニターナ時代のガットゥーゾ監督の指揮官でもある。

「ロッシ監督に連絡したら、エールを送ってくれた。そして、パレルモをセリエAに連れ戻してくれと頼まれたよ。クラブに誰か選手の獲得を頼んだか? 一人ね。合意の上で選んだ。我々は競争力あるチームになるために、できるだけのことをしてきたし、これからもする。我々はセリエBにおり、クオリティーも我々の力だ。ガッツと運動量も忘れてはいけない」

キャンプまで3日、サポーターはFWアベル・エルナンデスとGKステファノ・ソッレンティーノが残留するかどうかも知りたがっている。

「アベルは素晴らしい価値のある選手で、それは誰もが知っている。適切なオファーが届いたら、彼は移籍するだろう。私は残留を望んでいる。移籍することになったら、価値のあるFWを獲得するだろうね。ソッレンティーノについては、オファーを考慮しなかった。だが、結婚は2人でするものだからね」

「一部選手の放出を認めなかったか? イエスと言えば偽善的だろうね。選手たちは売りに出していない。だが、マーケットがどういうものかはみんなが知ってのとおりだ。我々は中盤のセンターを探している。純粋なレジスタでなければいけないわけじゃない」

キャプテンマークと若手への期待に関する質問には、このように答えている。

「キャプテンは(エドガー・)バレートか(エセキエル・)ムニョスかエルナンデスの誰かだ。我々には(ジュリオ・)サンセヴェリーノや(カルロス・)エンバロ、(セファス・)マレレのような優れた若手がいる。彼らに期待しているよ。(パウロ・)ディバラはパレルモの財産だ。すぐに彼らの価値を高めるために全力を尽くそう」

また、ピッチで、あるいはせめてベンチで、ジャージ姿のガットゥーゾ監督を見たいようだ。

「監督と選手を同時に? いや、イタリアのルールでそれは認められていない。それに、同時にやるには難しい役割なんだ。ジャケットを着るよ。ただ、ネクタイはしない。首が短すぎてね。笑いものになってしまうだろうから」