4月9日(火)オリックス1回戦(ヤフオクD)、1-2で負け。対戦成績0勝1敗。きょうは9回の攻防しか見られなかったので、大きなことは言えないが、「坂口の四球が痛かった」という大隣のコメントがあるので、そこを類推するしかない。


坂口は初回、2球目のスライダーをセンター返しのヒットを打っている。2周り目で用心したのだろうが、3回はすでに1アウト。警戒し過ぎたのか、得意のカーブが2球続けて上ずっている。3-0になったところで弱気になったのだろう。


こういう場合の四球は、投手のエラーである。1死後に突如制球を乱したり、無死1、2塁から2死まで我慢したところで打たれたり、初球をHRされたりと、注意力が時々散漫になるのが大隣の欠点。被弾されるときは決まって集中力が切れる。


次の川端に9球粘られたのも、厳しく言えば我慢が足りないか、3回にして既に球にキレがなかったか。2点目の糸井の当たりはゾーンヒットで仕方ない。1、3塁で1、2塁間を抜けただけだ。


結局、ヒット3本で負けたが、坂口の四球をヒットと考えれば3連打。四球がいかにチャンスを拡大し、失点に繋がるかの好事例だろう。


しかし、6回2失点は先発ローテとして責めるわけにはいかない。千賀―森福と繋いで、4回以降は四球1個だけ。きょうも相手の倍以上人を打ちながらの敗戦。一昨日、取れるときに取れなかった打線が、きょうも健在だった。


観戦した9回裏の攻撃だが、柳田は平野の速球を見事打ち返した。山崎も上手いバントで1死2塁。同点なら、平野を出したオリックスも延長では分が悪い。


しかし、解説の小久保氏が指摘していたように、46番は、平野がセットポジションでクイック投球しているのに構え遅れしていた。そう、いつもいつも打てる投手ではないが、タイミングが合ってなければ、打てるはずがない。いまのペーニャには荷が重すぎる。


多分、初のNHK解説となった前主将も、心なしか声に元気がなかった。それにしても連勝のあとの連敗は困る。初物だが2年ぶりのマウンドといって言い東野を打てないようでは・・・・。


明日は帆足? もう他に先発はいないのか。相手は2年目の左腕・海田。ホークスは今日出た中山が大の苦手。「左腕当てときゃ、ホークスは打てぬ」の格言どおりにいきそうで怖い。帆足というのがまず怖い。狭い球場というのも怖い。左腕先発というのも怖い。コワイモノだらけだ。