オリックス2回戦(ヤフーD)、5-2で勝ち。対戦成績2勝0敗。岩崎は開幕2戦目の大役を7回2失点と、よく投げ抜いた。101球、6安打、2失点は先発として十分な内容である。

スピードが増し、制球も良くなっている。ピンチも最小失点で凌ぐだけの気持ちの強さも心強い。ただ、2、6回の失点はいずれも長打から。2回は打線が下位になるだけに、また中山を打ちあぐんでいただけに、バルディリスを敬遠すれば、代打を出す段階ではなかっただけに、ここはバッテリーもひと工夫ほしかった。

オリックスは7回は右打者が続くため、中山を下げてミンチェを出したが、これで逆転の目が出た。1死満塁で細川の代打に中村。ズンドコの併殺が怖かったのだろうが、中村は初球の高目に浮いた打ちごろのボールを見逃し。代打はこういう球にバットが出ないと、このクラスでは、ほぼ100%打てない。いつもは初球から手を出すこの若手も、今季初打席で緊張したか。

本多の逆転2塁打は2-3のフルカウントが幸いし、3点が入った。失投に近い球に見えたが、ミンチェは押し出しを嫌がった。中途半端な球速でラッキー。遅いカーブならクルリだったろう。
本多も7、9回の守りで雑なところがあったが、昨日の今日で活躍したのは選手会長の責任感か。

この3点が試合を決めた形だが、4回の明石、8回の福田の足で取った2点も大きい。こういう得点が今後も続けば、今季も美味しい酒が幾度も飲めそうだ。

問題は明日。2年ぶりの1軍マウンドになる新垣。どんなに良くても7回が限度。森福ーファルケンボーグが連投した。逃げ切りパターンになったら、今日も荒れていたファルケンボーグは上がりにして、タフになった森福を締めに起用する逆算で、6〜8回は岡島、巽など総動員でつないでほしい。

(余談だが、今年から「日テレプラス」でヤフーDのホームゲームを全試合中継しているとコメンターの方々から聞いていたが、やっと巡り合えた。小生は「日テレG+」と勘違いしていたのだ。だから巨人戦ばっかりだったのである。契約しているJCOM東関東で「日テレプラス」は762ch。きょうも午前中からチャンネルを見てがっかりしていたが、700番台にあるとは。放送局が増えるのはいいことだが、もっと分かりやすく情報提供してほしい。)