22日に行われたプレミアリーグ第22節で、マンチェスター・シティはトッテナムに3−2と勝利を収めた。勝負を決めたのは、65分から途中出場したFWマリオ・バロテッリのPKだ。

だが、そのバロテッリはPKの前に退場となっていた可能性があった。トッテナムのハリー・レドナップ監督は、退場になるべきだったと話している。

すでにイエローカードをもらっていたバロテッリは、トッテナムMFスコット・パーカーと衝突した際、パーカーがまだ倒れている間に、同選手の頭部を踏んでいる。2度のコンタクトのうち、最初はアクシデントだったと見られるが、2度目のコンタクトでは、バロテッリが意図的にスパイクを見せてパーカーの頭部を踏んだように見える。

少なくとも、レドナップ監督は意図的と見ており、指揮官は試合後、バロテッリを厳しく批判した。

「考えていることを言いたい。バロテッリがこういうことをするのは、これが初めてではない。そして、これが最後ではないとも確信している。スコットは頭部に裂傷を負った。副審たちが何も見ていなかったことに驚くよ」

「最初のコンタクトはアクシデントだったかもしれない。だが、2度目を見たかい? 彼はパーカーの頭に直接スパイクを向けたんだ。衝突があったときに、こういう反応をするところは見たくないね。倒れている相手の頭部にスパイクだなんて、理解できないよ。まったくもって間違っている」