マリナーズが、バックアップとブルペンの補強を超える動きをついにおこした。日本人フリーエージェントのヒサシ・イワクマと今日の午後契約したのだ。

イワクマは30才、来るシーズンでシアトルのローテーションに名を連ねるだろう。フェリックス・ヘルナンデスとマイケル・ピネダに続く3番手を争う。契約は1年1.5百万ドル、しかし3.4百万ドルのインセンティブが付く。

投球回数、先発回数、各賞受賞がインセンティブの対象だ。

20先発で20万ドルのボーナス、そのあとの先発のたびにボーナスが付き、22先発すればさらに25万ドル、25先発すれば30万ドルだ。

イワクマが30先発すれば、更に40万ドル、200イニング以上投げれば、更に40万ドルだ。

投球回数のボーナスは、140回から始まる。

イワクマは12月の半ばに4日間シアトルに滞在し、ジャック・ズレンシックGMと会い、街を視察した。彼はまたその時に、チームのメディカルチェックも受けていた。しかしその時、他に約5チームからオファーを受けており、彼はマリナーズに入団する決断をしていなかった。

「イワクマは、日本でとても成功している投手だ」マリナーズのジャック・ズレンシックGMは、リリースで述べた。「私たちは、彼の貢献を楽しみにしている・・・。彼は先発ローテーションに加わるチャンスが与えられるだろう」

彼には実際に、チャンス以上のものが与えられる。彼にはオーディションの機会が与えられるタイプのマイナーリーグ契約ではなく、メジャーリーグ契約が与えられている。マリナーズが、もしイワクマをロングリリーバーとして使う意図があったならば、彼らはもっと早く契約していただろう。

代わりに彼らは、イワクマがオークランド・アスレチックスと契約しなかった1年後に契約した。オークランドは、彼との独占交渉権を得るためにポスティングに入札した。 双方が折り合いをつけることができなかったことで、それは球界全体にポスティングプロセスについて多くの批判につながった。

とにかく、私たちは西部時間の午後6:30からのズレンシックとイワクマが国際電話で出る記者会見を待とう。

私たちがズレンシックに聞きたい事の一つは、 このシーズンオフに彼が探していたベテラン投手がこの結論なのかだ。ズレンシックは、ローテーションにベテランを加えてがっていた。しかし私はイワクマがそれに合うとは思わない。彼はメジャーで投げたことが無いからだ。

日本で彼は、近鉄と楽天で222試合に登板し107勝69敗だ。彼は2008年のパシフィック・リーグMVPで同じ年にサイ・ヤング賞と同等のものを受賞している。

しかし昨年、急速が落ちたことに懸念がある。私たちは彼がどのように日本からここに適応するかに注目しよう。なぜなら、私たちがそれをしないで、彼の成績から推測するのは意味のない行動だからだ。

今シーズン日本では、違う種類のボールを使用し投手の成績が良くなっている。なので、それらが現在のイワクマを表しているとは言い難い。最高なら、彼はローテーションの真ん中あたり、最悪は、敗戦処理投手だ。

参考記事:Mariners sign starting pitcher Hisashi Iwakuma from Japan Posted by Geoff Baker Mariners Blog The Seattle Times
http://seattletimes.nwsource.com/html/marinersblog/2017171150_mariners_sign_starting_pitcher.html?syndication=rss