15日、北朝鮮の平壌で行われた、W杯3次予選=日本代表×北朝鮮代表戦後、駒野友一&伊野波雅彦のコメントが届いた。

駒野友一のコメント
――会場は独特の雰囲気でしたが、選手同士の声は聞こえない?
「近い距離なら聞こえますけど、やっぱり離れていると聞こえない部分はありました」

――前半の途中から4−3−3に変えてやりやすかった?
「そうですね。はまったので。はまったことでやりやすくはなったと思います」

――後半途中は3−4−3にして、左サイドでドリブルが効いていましたが。
「目の前で1対1だったので。あとは最後のところだと思います」

――課題は?
「前半もそうですし、相手の勢いだとか雰囲気にのみ込まれてしまって、相手のやりたいサッカーにうちがはまってしまったので、それは課題かなと思います」

――つなぎに苦労しているように見えたが。
「相手のプレッシャーというのもあると思いますけど、うまくつなげなかったことで、試合を上手く運べなかったと思います」

――人工芝の影響は?
「それも多少はあると思いますね」


伊野波雅彦のコメント
――立ち上がり、予想以上に北朝鮮が前からプレッシャーをかけてきた?
「来るというのは分かっていたんですけどね。それをうまくかいくぐれなかったのは課題ですし。そこでもう少し…場所もありますけど、どんな場所であっても、ああいう前から来るチームに対してボールを回せるようになるしかない。そこで簡単に相手にボールを渡してしまうことがあったし。メンバーは結構変わりましたけど、誰が出てもそうやっていかないと、ケガ人が出たときに絶対こういう状況は怒ると思いますし。ただ、なかなか攻撃の形はつくれなかったなと思いますね」

――守備に関しては、3−4−3への変更もスムーズだった。
「僕らが4バックのときは、相手が僕と駒野さんの、サイドにボールが入ったときを狙って来ていましたけど、3バックになってからは、ワイドに1枚ずつ張ったので、僕と栗さん(栗原)のところにスペースができたんですけど。それでボールを回せる時間帯が10分ぐらいあったんで、その流れのときにもうちょっとうまくペナルティーエリアに入っていければ良かったんですけど。なかなか攻撃がうまくできなかったですね」

――人工芝で、ロングキックが蹴りづらそうに見える場面もあった。
「感覚は違いますよね。僕はそこまで感じなかったけど、何回か思ったところに行かない場面はありましたね」

――グラウンダーのボールは球足が速い。
「速かったですね」

――悔しい。
「悔しいですね。出てきた課題も含めて整理して、クロアチアでまた頑張ります」