イタリア代表は11日に敵地でポーランドと、15日にローマでウルグアイと対戦する。FWアントニオ・カッサーノとFWジュゼッペ・ロッシがそれぞれ4〜6カ月離脱することとなり、チェーザレ・プランデッリ監督はこの2試合で攻撃陣を新たにつくりださなければいけない。

そのプランデッリ監督は6日に招集メンバーを発表。FWマリオ・バロテッリやFWジャンパオロ・パッツィーニ、FWセバスティアン・ジョヴィンコに加え、ユヴェントスで良い結果を残しているFWアレッサンドロ・マトリとMFシモーネ・ペペを復帰させている。

得点王のウディネーゼFWアントニオ・ディ・ナターレは招集されず。プランデッリ監督は本大会出場を早くに決めた「小さなストライカー」の代役を呼ぶことはなかった。ケガから復帰したものの、フィオレンティーナで難しい時期を過ごしているFWアルベルト・ジラルディーノも選出されていない。これは正式に、「バロテッリのイタリア」になるということだ。

一方で、ミランで素晴らしいパフォーマンスを見せているDFイニャツィオ・アバーテが初選出。DFクリスティアン・マッジョの控えになると見られる。トリノDFアンジェロ・オグボンナも招集され、ユヴェントスDFレオナルド・ボヌッチは選外となった。

今回招集された24名は以下のとおり

GK: ブッフォン(ユヴェントス)、デ・サンクティス(ナポリ)、シリグ(パリ・サンジェルマン)

DF: アバーテ(ミラン)、バルザレッティ(パレルモ)、バルザーリ、キエッリーニ(以上ユヴェントス)、クリッシト(ゼニト・サンクトペテルブルク)、マッジョ(ナポリ)、オグボンナ(トリノ)、ラノッキア(インテル)

MF: アクイラーニ、ノチェリーノ(以上ミラン)、デ・ロッシ(ローマ)、マルキージオ、ピルロ(以上ユヴェントス)、モントリーヴォ(フィオレンティーナ)、チアゴ・モッタ(インテル)

FW: バロテッリ(マンチェスター・シティ)、ジョヴィンコ(パルマ)、マトリ、ペペ(以上ユヴェントス)、オスバルド(ローマ)、パッツィーニ(インテル)