『BONES−骨は語る− シーズン5』より (C)2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
好きな人のレントゲン写真を見て、興奮したことはありますか?

あるなら、ドラマ『BONES−骨は語る−』はたまらないでしょう。主人公ブレナンに通じる資質があるかも知れません。といっても、彼女の場合は“骨そのもの”が好きなようですが……。

ブレナンは、法人類学者で人骨鑑定のスペシャリストです。人体を構成する206個の骨から、その人の行動を分析し、身長、体重、年齢のほか、趣味まで言い当ててしまいます。彼女からすれば、生前に変な趣味があることなんかもお見通し。そう考えると、骨を見られるのって、とっても恥ずかしいことですね。

ブレナンの相棒、FBI捜査官のブースは、損傷が激しく身元不明の遺体が発見されると、ブレナン率いるジェファソニアン法医学研究所に身元の解明を依頼します。

ところが、2人の仲は険悪。ブレナンは対人スキルに欠けているところがあり、無遠慮な発言で相手を不愉快にさせることもしばしばです。ブースとの関係も険悪でしたが、幾多の事件やそれに伴う困難を乗り越えることで、互いに深い信頼関係を結ぶようになります。

恋にも発展しそうなのですが、なかなかくっつかない。そのつかず離れずぶりが、このドラマの魅力の一つでしょう。

物語は基本的に1話完結で進行しますが、難解な事件を解決していくうちに明かされていくブレナンの過去に、大きなドラマが横たわっており、1話ずつハラオチできつつも、大きなドラマの結末が気になる構成になっています。

シーズン5には、松田聖子も日本人ジャーナリスト役で登場。流暢な英語での演技を披露しています。そのほかにも、シンディ・ローパーが霊能者役、ブレナン役のエミリー・デシャネルの実妹ズーイー・デシャネルがブレナンの親戚役で登場したりとゲストにも注目です。

見どころたっぷり。骨まで愛せそうなドラマです。

■勝手にキャッチフレーズ!
「骨まで愛してもらいたい」

■関連リンク
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