日本時間2日、米大リーグが開幕戦を迎え、ツインズの西岡剛がブルージェイズ戦に先発出場を果たした。

その結果、1安打を放ったが、セカンドゴロで初失策を記録。また、一二塁間でランナーを挟んだものの送球が遅れるなど期待された守備面ではホロ苦いメジャーデビューとなった。

同日深夜、TBS「S1」では開幕戦の西岡に密着した様子を放送。試合後のコメントを伝えた。

「別にホロ苦とは思ってないですけど。人生長いんで、そういう時もあるでしょ。そうやって、最初のメジャーの舞台に立てたことを幸せに感じないといけないし」と前向きに語る西岡は、「緊張は全試合すると思うし、その中でやるのがプロだし、その中でエラーもする。それが今日出たっていう感じだと思うし。自分の中でしっかりとね、自分自身が反省しているし、分かっている。シーズン通していい成績を残せるよう頑張るしかない」と続けた。

しかし、VTRが終わりスタジオに戻ると、野球解説者の野村克也氏は、「あのエラーは頂けない。正面のボールをわざわざ逆シングルでいってる。あれは基本から外れたプレー」とダメ出し。送球ミスについては「あれは弁解無用でしょ。あんな簡単なプレー。子供でもしないようなミスですから」と厳しく言い放った。