30日のミラン戦での勝利は、ユヴェントスにとって高い代償となった。素晴らしいパフォーマンスでミランを下した翌日、ユーヴェは2人の選手が重傷だったことが分かったのだ。チームは完全に緊急事態に陥っている。

クラブはミラン戦で負傷したMFホルヘ・マルティネスとDFパオロ・デ・チェッリエについて、次のように発表した。

「マルティネスは左足の第ニ中足骨の複雑骨折と分かりました。ギブスをして、今後手術を受ける予定です。診断は全治約2カ月です」

「トリノのCTOで行われたX線検査の結果、(デ・チェッリエは)膝蓋骨を骨折していることが分かりました。ギブスで固定しており、今後手術の必要があるかどうかを検討いたします。彼が戻ってくるのは早くても3カ月後となるでしょう」

さらに、ユーヴェはGKアレックス・マニンガーも「29日に右足首を捻り、1カ月は復帰できないでしょう」とのことだ。

一方でグッドニュースとなったのは、ミラン戦を直前で欠場したDFジョルジョ・キエッリーニだ。クラブは同選手について、「筋肉の軽い疲労でストップしましたが、念のため今後数日休養をとり、様子を見ていきます。ただ、彼のコンディションは心配させるものではありません」と明らかにした。

これらの状況を受け、ユヴェントスはファビオ・グロッソとハサン・サリハミジッチをグループに再び含めることを検討している。ヨーロッパリーグのザルツブルク戦では、MFミロシュ・クラシッチが戻り、キエッリーニが回復する可能性もあるが、ルイジ・デルネーリ監督はカップ戦で起用できないFWファビオ・クアリアレッラとMFアルベルト・アクイラーニを欠くことになる。