11日の三フランシスコ・ジャイアンツとのオープン戦で、マリナーズの鈴木イチローとショーン・フィギンズの1、2番コンビがダブルスチールを決めた(シアトル・タイムズ、MLB公式HPなど)。

 1回にイチローがジャイアンツの先発、サイヤング賞投手のティム・リンスカムから二塁打を放つと、2番打者のフィギンズは四球を選んで出塁。リンスカムはほとんど走者を牽制せず、ケイシー・コッチマンの打席のときに、ダブルスチールを決め、ライアン・ガーコのシングルヒットでふたりともホームに戻ってきた。

 リンスカムは2⅔回を投げ、被安打6、与四球2、奪三振4で、4失点(自責点2)だった。

 ジャイアンツのブルース・ボーチー監督は、マリナーズの1、2番について「“蚊”や“アブ”のような、うるさい存在になる」と述べた。

 試合は6対2でマリナーズが勝った。