エマ・ワトソン
 これまでの過去5作品で興行成績700億円を突破するという偉業を成し遂げている、史上最強のファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズ。その第6章となる「ハリー・ポッターと謎のプリンス」が、7月15日(水)より日米同時公開となる。公開に先駆け、日本時間の8日、ロンドンプレミアが開催され、主演のダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンらが登場した。

 会場には、3,500人の観客が集い、報道陣が約40ヶ国から駆けつける熱狂ぶり。レッドカーペット開始直後突然、雨とひょうが降り始めたが、キャストは約150mのレッドカーペットを2時間かけて歩き、ファンサービスを行った。

 胸元が大きく開いた、アンティーク調のワンピースで登場したエマ・ワトソンは「ヴィンテージはとても楽しいわ。どれもオリジナルだし、自分の好きなものを見つけられるのは嬉しいわ!」と笑顔で話し、19歳にして、上品な色気で観客を魅了した。もうすぐ20歳になる、主演のダニエル・ラドクリフは「今後の事は特に今は考えていないね。ちょっとほっとしたいよ」とコメント。「日本はここ(ロンドン)よりいい天気だといいんだけど…。とにかく映画を楽しんでね! ピース!」と興奮気味に日本のファンへのメッセージを残した。

 また、未だ主要キャスト3人揃っての来日が果たされていないことについて、ダニエル・ラドクリフは「最終章の時は行くよ! 日本のファンはいつも僕らのことをサポートしてくれるので、ぜひ行きたいな。ワーナー・ブラザースの人に僕が話をつけて行くようにするよ!」と力強く話し、エマ・ワトソン、ルパート・グリントもそれぞれ「最終章では絶対に3人で日本に行きたい」とコメント。最終章に向けてのストーリー展開と共に、2010年の来日に期待が高まっている。

 映画「ハリー・ポッターと謎のプリンス」は7月15日(水)全国ロードショー。

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