30日のスペイン国王杯、レアル・ウニオン戦で試合中に意識を失い、病院に搬送されたレアル・マドリーのMFルベン・デ・ラ・レッドだが、翌31日には退院し、マドリーの自宅に戻った。とはいえ、今週末は自宅で安静となった。

 同試合の前半13分、突然意識を失い、ピッチに倒れ込んだデ・ラ・レッドはスタッフの処置を受け、すぐさま病院へ運ばれた。今回のアクシデントで思い出されるのはセビージャのDFアントニオ・プエルタの件だが、デ・ラ・レッドはロッカールームで意識を取り戻し、搬送先の病院での検査の結果、心臓に問題はないものの、大事をとっての入院となった。クラブのメディカルスタッフは“血圧低下による失神”と説明している。

 大事に至らなかったことで、レアル・マドリー関係者はひとまず安堵といったところだが、それでもクラブ側は今回の件を心配しており、月曜日(3日)にはさらに詳しい検査を行う予定で、デ・ラ・レッドはそれまで自宅で安静とのこと。ピッチの上で選手が失神するといったことが起こらぬよう、正確な原因を突き止めて欲しい。

(スペイン通信)