英紙“Time”は10日、ユーロ08でロシア代表として活躍したスパルタク・モスクワのFWロマン・パブリュチェンコ(26)の獲得に向けてACミランが1900万ユーロ(約32億円)を準備していると報じたが、ACミランのアドリアーノ・ガリアーニ副会長は翌11日、この報道を完全に否定した。

ガリアーニ副会長は「我々が唯一愛している“チェンコ”は、シェーバ(シェフチェンコの愛称)だけだ。チェルシーが彼の放出を検討するのであれば、我々は動くつもりだ」と語った。

また、ACミランの補強の第1候補に挙がっているアーセナルのトーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨール(24)獲得に向けて、ガリアーニ副会長とアーセナルのアーセン・ベンゲル監督の会談が11日、コートダジュール(南フランス)で行われる予定となっている。