【知っ得!虎の巻】好きなアカウントで自動ログオン
Windows XPでは、パソコンを起動したときにユーザーアカウントの選択画面が出る。パスワードを設定している場合は、この画面でパスワードを入力してWindows XPにログオンする。パスワード設定はセキュリティ性を高めるため好ましいことだが、ユーザーの中には自分以外が利用することがないので、「パスワードの入力は面倒」「いつも使うユーザーアカウントが自動的に起動すればいいのに……」と思っている人もいるだろう。
実は複数のユーザーアカウントやパスワードが設定されていても、特定のユーザーアカウントで自動的にログインさせる方法がある。起動時のユーザーアカウントの選択が必要ない場合には、以下の設定を行ってみよう。
■知っ得 No.0054 好みのアカウントで自動ログインを設定する
ログオンするユーザーアカウントが決まっている場合、もしくは自分しかパソコン使わない場合において、ユーザーアカウントの選択やパスワード入力を省きたいときは、[ユーザーアカウント]ダイアログボックスで設定しよう。指定したユーザーアカウントで自動的にログオンできるようになる。
[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択する(画面1)。[ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスが開いたら「control userpasswords2」と入力し、[OK]をクリックする(画面2)。
[ユーザーアカウント]ダイアログボックスの[ユーザー]タブにある[このコンピュータのユーザー]の項目で、自動的に起動したいユーザー名の項目を選択する(画面3)。[ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名のパスワードの入力が必要]チェックボックスをオフにする(画面4)。
[OK]または[適用]をクリックする(画面5)。
[自動ログオン]ダイアログボックスが、ユーザー名が入力された状態で開く(画面6)。[パスワード][パスワードの確認入力に、ログオンするときに利用しているパスワードを入力する(画面7)。
これで次回起動時には、ユーザーアカウントを選択する画面は表示されずに指定したユーザー名のアカウントで自動的に起動するようになる。
なお、作成済みの他のユーザーアカウントで起動したい場合は、ログオフすることでユーザーアカウントの選択画面を表示できる。その場合、自動起動に指定しているユーザーアカウントを選択しても、パスワードの入力が必要となる。また、スクリーンセーバーの設定で「パスワードによる保護」を設定している場合も、同様にパスワードを入力しなければならない。
アカウントをひとつのみにしてパスワードを設定しないでおくと自動的にログオンできるが、この場合は後から別のアカウントを作成すると自動的にログオンできなくなってしまう。
複数のアカウントを作成している場合や、念のためスクリーンセーバーの「パスワードによる保護」は利用したい場合などは、今回のテクニックで自動的にログオンできるように設定してみよう。
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編集部:篠崎 哲(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
Copyright 2008 livedoor. All rights reserved.
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ログオンするユーザーアカウントが決まっている場合、もしくは自分しかパソコン使わない場合において、ユーザーアカウントの選択やパスワード入力を省きたいときは、[ユーザーアカウント]ダイアログボックスで設定しよう。指定したユーザーアカウントで自動的にログオンできるようになる。
[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択する(画面1)。[ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスが開いたら「control userpasswords2」と入力し、[OK]をクリックする(画面2)。
画面1[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択する | 画面2「control userpasswords2」と入力し、[OK]をクリックする |
[ユーザーアカウント]ダイアログボックスの[ユーザー]タブにある[このコンピュータのユーザー]の項目で、自動的に起動したいユーザー名の項目を選択する(画面3)。[ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名のパスワードの入力が必要]チェックボックスをオフにする(画面4)。
画面3[このコンピュータのユーザー]の項目で、自動的に起動したいユーザー名の項目を選択する | 画面4[ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名のパスワードの入力が必要]チェックボックスをオフにする |
[OK]または[適用]をクリックする(画面5)。
画面5[OK]または[適用]をクリックする |
[自動ログオン]ダイアログボックスが、ユーザー名が入力された状態で開く(画面6)。[パスワード][パスワードの確認入力に、ログオンするときに利用しているパスワードを入力する(画面7)。
画面6 ダイアログボックスが、ユーザー名が入力された状態で開く | 画面7 ログオンするときに利用しているパスワードを入力する |
これで次回起動時には、ユーザーアカウントを選択する画面は表示されずに指定したユーザー名のアカウントで自動的に起動するようになる。
なお、作成済みの他のユーザーアカウントで起動したい場合は、ログオフすることでユーザーアカウントの選択画面を表示できる。その場合、自動起動に指定しているユーザーアカウントを選択しても、パスワードの入力が必要となる。また、スクリーンセーバーの設定で「パスワードによる保護」を設定している場合も、同様にパスワードを入力しなければならない。
アカウントをひとつのみにしてパスワードを設定しないでおくと自動的にログオンできるが、この場合は後から別のアカウントを作成すると自動的にログオンできなくなってしまう。
複数のアカウントを作成している場合や、念のためスクリーンセーバーの「パスワードによる保護」は利用したい場合などは、今回のテクニックで自動的にログオンできるように設定してみよう。
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