死んだ犬を複製するサービスが開始されました
時事通信社の報道によると、韓国で死んだ犬を複製するサービスが開始されたそうです。
「死んだペットが戻ってくる」というと、スティーヴン・キング原作のホラー映画「ペットセメタリー」を思い出しますが、どうやらそういうことではない模様。
詳細は以下から。
時事ドットコム:クローン犬1匹1600万円=韓国で商業化、米女性と初契約
この記事によると、バイオ関係を手がける韓国企業RNLバイオ社が、死んだ犬のクローン依頼を受け、15万ドル(約1600万円)で来年2月までにクローン犬を誕生させる契約を締結したそうです。依頼主はアメリカのロサンゼルスに住む身体に障害がある女性で、1年半前に死んだ自分の介助犬の体細胞を保管していたとのこと。
なお、RNL社は2005年に世界で初めてクローン犬の誕生に成功したソウル大と提携してクローン専門施設を設立しており、当初は0.8%だったクローンの成功率も、現在は25%にまで向上させているとしています。
しかしこれだけのお金をかけても、あくまでも生まれてくるのは死んだ犬にそっくりな犬でしかなく、死んだ犬と同じ記憶を持っているわけではないというのは、少し寂しい気もしますね。
・関連記事
フロリダの家から行方不明になった猫、1800kmを旅してテキサスで発見される - GIGAZINE
強盗に入った少年らがペットの猫を電子レンジで殺害、ネットで批判続出 - GIGAZINE
交通事故で死んだ仲間に寄り添う犬 - GIGAZINE
飼い主に最後まで忠実な犬の写真 - GIGAZINE
記事全文へ