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11月13日から開催されているASEAN首脳会議の会場警備に、警備ロボットが活用されている。CHANNEL NEWS ASIAが伝えた。


Photo:CHANNEL NEWS ASIA -YouTube-
これは、シンガポール警察が導入したロボット。会場内のマップを元に特定のルートを巡回して360度のカメラで撮影し、それを警察内で共有することで危険をいち早く察知しようという狙いだ。


ロボットに搭載されているボタンを押すと音声認識機能がオンになり、指定したスポットの周りを見渡すよう指示が可能になる。上についたカメラが伸びて、人の視点よりも高い位置からの撮影ができるのだ。
CHANNEL NEWS ASIAの動画を見る限り、ロボットの通常サイズは150cm程度だが、カメラが伸びることで人よりも大きなサイズになるようだ。


カメラが伸びて高い位置からの撮影も可能になる。(Photo:CHANNEL NEWS ASIA -YouTube-)
シンガポールの人材大臣ジョセフィン・テオ氏は、「今後安全対策に向けて色んな可能性を試していく」と述べており、今回のようなロボットも大きなイベントで活用が進みそうだ。
日本国内ではセコムやALSOKなどの大手警備会社が警備ロボットを開発しているほか、ロボットベンチャーのSEQSENSE社が「SQ2」というロボットを開発している。


自律走行型の警備ロボットSEQSENSEの「SQ2」(横浜ランドマークタワーにて)
世界に目を向ければナイトスコープ社の「K3」、「K5」などの商業施設への導入が進んでおり、インドやドバイ警察では人型の警備ロボットを採用している。警備をしつつ、施設案内をするような使い方をされているものが多い。
映像から危険人物を察知する画像解析技術なども発達しており、今回のような国際会議や大人数が集まるイベント、空港などでの警備ロボットの活用が進みそうだ。

Source:CHANNEL NEWS ASIA

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(ロボスタ編集部)