『ウォーキング・デッド』原作者のスーパーヒーロー・コミック、Amazonでアニメーション・シリーズに!

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大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』の原作者・製作総指揮者として知られるロバート・カークマンが、米Amazonにおいて、アニメーションシリーズの製作を行うことになった。米Hollywood Reporterなど複数メディアが報じた。

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『Invincible(原題)』と題された本作は、カークマンが15年間手がけ、今年2月に完結したばかりの同名コミックが原作で、1時間枠の大人向けアニメーション(全8話)になる。主人公は、平凡なティーンエイジャーのマーク・グレイソン。しかし彼の父親は、地球上で最強のスーパーヒーローだった。マークは17歳の誕生日を迎えて間もなく、独自の能力が芽生えたために父親の指導を受けることになる。サスペンスとアクション、情感が詰まった作品で、愛や友情、人間性を描く心温まる場面も描かれるということだ。

本作について米Amazonのテレビシリーズ部門を率いるシャロン・タル・イグアドは、「時代を読み取る超人的な才能に恵まれたロバートが、1時間枠のアニメーションで境界を打ち破るのを楽しみにしています。スーパーヒーロー作品が溢れている昨今、ロバートは予想を覆し、ハートとアドレナリンに満ちた物語をまとめてくれることでしょう。彼の野心的なプランを私たちは大いに気に入っており、TVで他に見られない作品に仕上がると確信しています」と述べている。

本作の制作はカークマンが率いる制作会社スカイバウンドが担い、ショーランナーはサイモン・ラチオッパ(『ティーン・タイタンズ』)が務める。製作総指揮には、デヴィッド・アルパート(『ウォーキング・デッド』)や、キャサリン・ワインダー(『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』)も名を連ねる。

なお、原作コミックは、ユニバーサル・ピクチャーズの下で映画化の話も進行している。映画版の脚本・監督・製作は、コメディ俳優・脚本家のセス・ローゲンとエヴァン・ゴールドバーグ(共に『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日』)が担当する。

米ドラマ界で映像配信サービスの勢いが増す中、カークマンは昨年8月、長年パートナーシップを組んできた米ケーブル局AMCに代わり、 Amazon Studiosと新規プロジェクトを立ち上げる独占契約を結んだ。『Invincible』はその第一弾プロジェクトで、SF/ホラー/ファンタジーといったジャンルや、ヤングアダルト路線に力を注ぐAmazonの期待に応える作品となるようだ。(海外ドラマNAVI)