23日、ネット上で不評の嵐が吹き荒れる中国版ドラマ「深夜食堂」だが、こういった世間の声が追い風となり、実は大成功しているという。写真は中国版ドラマ「深夜食堂」より。

写真拡大

2017年6月23日、ネット上で不評の嵐が吹き荒れる中国版ドラマ「深夜食堂」だが、こういった世間の声が追い風となり、実は大成功しているという。騰訊が伝えた。

【その他の写真】

日本のドラマや映画が大人気となっている「深夜食堂」が、中国でもドラマ化され、今月12日からテレビ放送されている。ところが、日本風の居酒屋で中華料理が出てくる違和感や、商品名をしっかり写した数々の商品が頻繁に出現する広告だらけの画面に、ネットユーザーからは批判の声が噴出。映像作品の情報サイト「豆瓣(douban)」では10点中の2.3点という厳しい評価が下され、共産党機関紙まで苦言を呈するという事態に発展した。

しかし、こういった批判が逆に話題を呼び、世間の目を引きつける絶大な効果を発揮しているという。よく「悪評も評価のうち」などと言われるが、炎上を逆手に取り、ノイズ・マーケティング的な効果を上げたことで、意外な大成功が報じられている。

23日現在、「豆瓣」で「深夜食堂」に評価をつけたユーザー数は8万2000人を突破。今年初めに大ヒットした時代劇ドラマ「三生三世十里桃花」の数字をあっさり抜き去っている。中国版ツイッターでも「深夜食堂」の関連ハッシュタグの数は、ネット上で悪評が目立ち始めた14日に急増し、翌15日には前日の2倍を超える数に。さらに動画配信サイトでの再生回数も、わずか10日間で6億9000万回を超える人気ぶりとなっている。(翻訳・編集/Mathilda)