今回取り上げるのは、リオ五輪にバドミントン・混合ダブルスで出場した栗原文音(日本ユニシス所属)。リオ五輪では惜しくも準々決勝で敗退となったが、コートではその美貌がひときわ目を引いた。
 鼻と口が小さく、女性アスリートではまれな大和撫子らしい優しい顔立ち。眼光も柔らかく、今回の五輪出場女子選手の中では、福原愛、畠山愛理と並んで、高い女性度を備えている。
 性ホルモンタンクの臥蚕(下瞼の睫毛の生えているあたり)の張りは弱いものの、眼光にほどよい艶がのり、厚めの唇で口元の肉付きも豊か。おちょぼ口に近い口相で、歓待紋(唇の細かな縦皺)が多く、セックスで相手男性を失望させることはまずない。

 彼女は眉相が特徴的で、地眉が濃いわりに艶がないのは淫情盛んで、女相では色難相の一つ。眉頭が太々としていて眉尻にかけて細かくなるのも(精神的に好色というのではなく、肉体的にセックス好きという)性欲旺盛の相だ。
 加えて、黒目がち・丸目・面長で、セックスの弱い男を食い潰してしまうほどの強さ。【淫乱度】は「5」寄りの「4」と高い。
 目頭に切れ込みがないので、性愛で機略を講じることはせず、自身の気持ちに正直な、ガチンコセックスを楽しむ。
 鼻がやや小さく、しかし肉付きはよく、丸みを帯びていて良相。金甲(小鼻)の張りがやや弱く、小口で歯列のU字も小さい。反面、下アゴが実にガッシリと大きく、門歯も大きく、スタミナはかなりある。【絶倫度】も「4」と高い。
 先天的名器度を示す、耳の穴の手前にある切れ込みが平凡。眉間と目間が狭めで、やや挽回している。後天的名器度が現れる口元の肉付きは豊かながら、締まりに欠け、トータルで観て、【名器度】は「3」。
 おとなしめの臥蚕相はあげまん要素。口相自体は悪くないのだが(唇が厚く口相に勢いがあって)あげまん相とは言い難い。【あげまん度】は「2」。眉形をもう少し弓なりに整えると【あげまん度】は確実にアップする。
 鼻下が短く、性愛の場面ではノリに任せて突っ走りがち。笑ったとき歯茎が露出するのは、異性からの誘惑に弱い尻軽相。しかし、メソメソしたところのない楽天家で、「遊ばれた…」などと泣き言を言わないので、ますますモテてしまう、という女相だ。【尻軽度】は高く、「4」。

 彼女は下停(鼻下からアゴ先)が長く、またとても広い。アゴに横幅があってもエラ張りではないところが(我が強すぎず、強情でもなくて)よく、(官能とは別種の)家庭愛・人類愛にも厚くて、幸せな家庭を築ける。
 今後、性愛を含めたプライベート面での「活躍」が大いに期待できる女相だ。

【劉飛昶プロフィール】
劉飛昶(リュウ・ヒチョウ) 観相学・東洋運命学・心理学などを独学。セクソロジーにも通じ、女相から性感の特徴などを観極め、現代にフィットした〈新〉淫相学の研究に取り組む。淫相学とは、観相術の中でも男女の交わりに主眼をおいた観法の総称。