2009年に『夜にはずっと深い夜を』で小説デビューを果たしたお笑い芸人・鳥居みゆきが早くも2作目となる『余った傘はありません』をこのほど刊行した。テレビのバラエティ番組で見せるエキセントリックな姿とはまた違う、数多くの仕掛けを施しながら女性の切なさや愛憎を深く描く小説は、ファン以外の間でも高い評価を得ている。タレント・鳥居みゆきと作家・鳥居みゆきの境界線には何があるのか?そんな疑問を探るべくインタビ