研究員・為末大、競技スポーツでの睡眠の重要性を強調「フレッシュな状態でいることが大事」

為末大研究員が、YouTube動画で「睡眠はどのぐらい重要ですか？」という視聴者からの質問に、競技スポーツや成長期における睡眠の重要性を強調して回答した。為末研究員は、「最低大人は6時間、子どもはできたら7時間、8時間」と、競技スポーツにおける理想的な睡眠時間を定義し、「練習、次の日にフレッシュな状態でいることがとても重要なんです」と述べている。

為末さんは、自身が選手だった頃の経験を踏まえ、「私は競技時代、通学に1時間以上かかっていました。それでも8時間をなんとか確保するように工夫していました」と自身の体験をシェア。一方で、多忙でつい睡眠時間を削りがちな若者たちに対し、「寝不足で栄養がとれているよりも、十分寝て栄養が偏っている方が良い」との見解を示した。

また、現在の選手たちが睡眠の重要性を発信していることについても触れ、「素晴らしいと思います」と評価。「結局、集中してフレッシュな状態で取り組む方が生産性が高いですし、トレーニングの効果も高くなる」と語り、睡眠の影響力を強調した。

動画の最後には、為末研究員が視聴者に向けて質問を募る姿勢を示し、「皆さんの質問で成り立っています。質問などありましたら、ぜひお寄せいただけますとありがたいです」と締めくくった。