コンプレックスとはどう向き合えばいいか。教育学者の齋藤孝さんは「コンプレックスがあることは、『悩みのたね』ではなく、『エネルギーのもと』ととらえると、その価値が180度変わる。たとえばNBAで身長二メートル級の選手が多いなか、バスケットボール選手の河村勇輝選手と富樫勇樹選手は、それぞれ172センチ、167センチで、めざましい活躍をしている。漫画『スラムダンク』でスピードが持ち味の宮城リョータも同じであり、彼の