西武の若手を対象に開催される「獅考トレーニング」(筆者撮影)シーズンオフのプロ野球ではFA宣言した選手の動向に注目が集まる。球団にとって補強は翌年の成績を左右する一方、“獲られた”チームは穴を埋めなければならない。過去、FAで最多の20人を“流出”させてきた西武が、数年前から力を入れるのが「育成」だ。そのうえでポイントになるのが「主体性」をいかに伸ばせるか。西武が行っている取り組みをレポートする。*この