神奈川銀行の買収によって、横浜銀行を中核とするコンコルディアFGは155億円の負ののれん発生益を得た(撮影:梅谷秀司)「一体何が起こったのか」。8月3日、ある地方銀行の決算が注目を集めた。地銀最大手の横浜銀行だ。例年4〜6月期決算では150億円程度の純利益を稼ぎ出す同行だが、2023年4~6月期は17億円と、前年から90%も減少した。一方で、持ち株会社のコンコルディア・フィナンシャルグループ(FG)の決算には異なる景色が