逝去したフランスの経済学者・思想家、ダニエル・コーエン氏(写真:Alain DENANTES/Gamma-Rapho/Getty Images)私たちは無限の欲望という「呪い」から逃れられるのか。経済成長なき産業革命の時代でも進歩はありうるのか。現在の世界的な「脱成長」論ブームにもつながる問いを投げかけた『経済成長という呪い:欲望と進歩の人類史』の著者で、トマ・ピケティ、ジャック・アタリと並ぶ欧州最強の知性である、経済学者・思想家の