4月のある日、ヤクルト二軍の戸田球場で投手の練習を眺めていると、大下佑馬がキャッチャーミットをはめてキャッチボールをしていた。その数週間後、戸田に調整で訪れていた高橋奎二も同様で、同日、神宮球場でも石川雅規がキャッチャーミットを使ってキャッチボールをしていたのである。キャッチャーミットをはめてキャッチボールを行なうヤクルト・田口麗斗不思議に思い、その理由を聞くと「ピッチャーのボールは痛いからで