7日の債券市場で、先物中心限月6月限は変わらずとなった。米国の長期債相場の上昇(金利は低下)を受けた買いが先行したものの、米雇用統計の発表を今晩に控えており、持ち高整理を目的とした売りに押されて値を消した。 6日発表の米新規失業保険申請件数が市場予想を上回り、米国の雇用情勢と景気に対する慎重な見方が広がった。米長期金利は一時3.25%台まで低下した。 国内では7日の取引終了後、日銀の黒田