コンピュータの「時計」とはカウンタである。クロック信号をカウンタ回路で計測しておき、その値を使って現在の日時を計算する。1964年に発表されたIBMのSystem/360では、交流電源周波数を「クロック信号」として使っていて、1/60秒あるいは1/50秒単位で32bitのカウンタを増加させていた。多くの国で交流電源周波数は管理されているが、送電網の規模が小さいと周波数を高精度に保つことが難しくなる。米国などでは比較的精度を高く