新型コロナウイルスの感染拡大で、百貨店などインバウンド産業での売上急減が相次いでいる。特に、主要百貨店各社ではこれまで好調だった訪日客向けの免税品売上が振るわず、昨年を大幅に下回る推移となった。インバウンド需要の拡大を追い風としていた百貨店の急ブレーキは、テナントなどを構える関連産業にも影響が広まっている。大手百貨店各社の免税売上、昨年同月比7割の急減相次ぐ3月2日までにまとまった、百貨店各社の