こちらの画像は、ESA(欧州宇宙機関)の彗星探査機「ロゼッタ」が2014年10月6日に撮影した「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星」の一角です。画像右上の鋭いピークのような地形の向こうにある岩が、まるで空を見上げる猫の横顔のように見えます。2004年3月に打ち上げられたロゼッタは、2014年8月から2016年9月までの2年間、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星を周回しながら観測を行いました。2014年11月には搭載していた着陸機「フィラ