数えきれない無数の星が散りばめられているこの画像は、ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた地球から27000光年離れた天の川銀河の中心付近の姿です。この画像は2016年3月に公開されたもので、広視野カメラ「WFC3」の複数の赤外線バンド(1.274μm/1.384μm/1.532μm)の撮影能力を利用しており、可視光では塵に隠されて見えない箇所を鮮明に映し出すことに成功しています。画像中央には天の川銀河の中心に位置している巨大ブラックホール「