爆発で弾け飛ぶ瞬間を捉えたかの様なこの画像は、はえ座にある惑星状星雲「NGC 5189」の姿です。「NGC 5189」は、1826年7月に天文学者ジェームズ・ダンロップの発見し明るい輝線星雲(emission nebula)と思われてきましたが、後の1967年に天文学者カール・ゴードン・ヘニズによって惑星状星雲であることが分かりました。また、大きな逆S字型の雲はS字を描く棒渦巻銀河の腕をイメージしますが、無数の星から成り立っている銀河と異