医師や病院経営者、有識者らでつくる「医師の働き方改革に関する検討会」が12月5日、東京・霞が関の厚生労働省であった。医師の「時間外労働」をどう規制すべきか、厚労省がたたき台となる基本的な考え方を報告した。「絵に描いた餅」に終わらぬよう、現場の意識改革が欠かせないなどの意見が出された。●医師不足エリアは「経過措置」を厚労省はまず、大きな方向性として、(1)宿直や研鑽(自己研鑽)も含めた労働時間管理の適正