天安門事件が起きたのは1989年のこと。学生たちが発端となった民主化運動を政府側が武力で弾圧し、多くの犠牲者を生んだあの事件から25年以上が経ったが、現在の中国でも共産党が政権を握っている。しかし、これから取り上げる一冊の本は、その中国共産党を“手玉にとった”日本人を主人公としている。激しく動く時代の中で、その男はどのように中国のマフィアたちと交渉し、ビジネスを成功させてきたのか。『大班 世界最大