KAT-TUN・亀梨「アイドルはあと1年」発言が波紋
現在放送中のドラマ『セカンド・ラブ』(テレビ朝日系)で、主演を務めているKAT-TUN・亀梨和也(29)。同作では深田恭子(32)との情熱的なベッドシーンに挑んでいるが、雑誌での“脱・アイドル発言”が波紋を呼んでいる。今年2月には29歳になった亀梨だけに、アイドルとしての“転機”が訪れているようだ。
『セカンド・ラブ』で亀梨は、第1話から年上のヒロイン・深田に猛アプローチを繰り広げ、キスの音が漏れるほどの生々しいラブシーンを熱演。近年では『妖怪人間ベム』『東京バンドワゴン〜下町大家族物語』(ともに日本テレビ系)と、ラブストーリーから遠ざかっていた亀梨だが、今作の制作発表では「ジャニーズのセックス・シンボルになれるように頑張りたい」と、意気込みを語っていた。
また、同作について『女性セブン』(小学館、3月26日号)に掲載されたインタビューで「今までのドラマは亀梨和也の延長線上としてとらえる人も多いから、それを意識的に利用してきたこともあった。だけど、今回は自分自身をリセットすることから始めようと思ったんだ。それはファンが望まない亀梨になるのかもしれないけど、あえてそれをやってみようと思ったんだ」と、コメントしている。また、同誌の取材時にカメラマンが「いつもカッコイイよね」と褒めたところ、亀梨は「アイドルなんてあと1年かな…」とつぶやいたという。この亀梨の発言について、
「アイドルやめてどうする気?KAT-TUNなのを忘れないでよ」
「『アイドルもあと1年かな…』なんてそんな事いわないで〜」
「かめがなんてって言い方するのも珍しいけど、アイドルとして扱ってもらえるのも、アイドルとしての商品価値も、という風に捉えることもできて。30は少なからず転機であると考えてるんだなというのが伝わるひと言」
「アイドルもあと1年…と言った亀梨くんにすごく期待してる!!!!いろいろ」
などと、ファンをはじめ賛否両論のコメントが噴出している。この発言の真意について、ジャニーズに詳しい芸能ライターが解説する。
武田鉄矢の暴露話で亀梨の将来設計が発覚した過去も「亀梨は来年30歳になるとあって、これまでと同じ“アイドル”路線では限界があると感じているのではないでしょうか。グループとしても2016年にはCDデビュー10周年の節目を迎えますし、本人も思うところがあって“脱アイドル”を匂わせているのでしょう。昨年末に映画『ジョーカー・ゲーム』でも共演している深田との熱愛説が一部メディアで報じられたことについて、スポーツ紙のインタビューで“(深田とは)プライベートで会ったこともない”と交際を否定しながらも“昔なら人間不信になっていましたけど、今は皆さんが楽しんでくれるのなら、まあいいのかな”と、降って湧いた熱愛説にも寛容な姿勢を見せていました」
2人の熱愛については、その後『フライデー』(講談社/3月6日号)が六本木の寿司屋で“お忍び密会”をしていたと報じたが、これについても亀梨は「スタッフも一緒でした」と釈明している。そんな亀梨にとって初の恋愛スキャンダルとなったのが、2006年4月に報じられた小泉今日子(49)との“20歳差恋愛”。このとき『フライデー』は亀梨が小泉のマンションに通い、半同棲状態にあると伝えた。ジャニーズ事務所は小泉との関係について「みなさまが思っているような関係ではありません」とコメントし、交際を否定したものの、翌年にはパリに“婚前旅行”に出掛けたという報道もあった。当時の状況を前出のライターが語る。
「亀梨はSMAP・木村拓哉を“崇拝”しており、一部ファンの中には、木村が工藤静香と結婚したことを“意識している”と見る人もいます。小泉は“年上の元アイドル”という点で条件にピッタリですし、2人はイニシャルが同じという共通点もあり、“キョンキョンに運命を感じでいるのでは”とも言われていました。また、2008年3月に破局が伝えられた際には、ドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)で亀梨と共演した武田鉄矢(65)がスポーツ紙の連載で、小泉との関係について亀梨から相談を受けていたと明かした話は当時大騒ぎになりました。2人は2007年の暮れに武田の元へ挨拶に来たそうで、そこで亀梨が“20代で芸能界を引退し、29歳までには結婚したい”と、将来設計を告白。小泉とは“結婚を考えています”“将来はブティックを経営したい”などと、胸の内を明かしていたそうです」
その後の亀梨は、ドラマで共演した大政絢(24)、杏(28)などと交際がウワサされたが、決定的な熱愛の証拠は出ていない。一方の小泉は先日、俳優・豊原功補(49)との熱愛が伝えられたばかりで、亀梨は「結婚したい」と考えていた29歳にして、奇しくも同じ“キョウコ”という名の女性と熱愛説が持ち上がっている。現行のアイドルからの脱却を図っている亀梨だが、プライベートでの転機は訪れるのだろうか。
(取材・文/恩田サチコ)