60代男性、20代の頃の恋人を今も捜し続ける(画像はweb.orange.co.ukのスクリーンショット)

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フランスの男性とはこんなにも恋に一途であったのか。20代の頃に交際していた異国の女性を忘れられず、「どうしても会いたい」という動画をYouTubeに投稿した60代男性の話題が注目を集めている。

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スコットランドのエディンバラで学生生活を送っていた1971年にひとりの美しい女の子と出会い、大恋愛をしたというフランス人男性。彼はすでに60代になっているが「今でも彼女への気持ちを諦めきれない。どうしても会いたい」として、熱いメッセージを添えた動画を先月21日にYouTubeに投稿した。“The bonnie banks of loch lomond Tartan Army & Kate Morris”というタイトルの動画はまるで純愛小説のよう、あまりにもロマンチックで切ないと話題を呼んでいる。

投稿者は、大学で言語学を教えてきたものの最近退職したというフランス人の“Jpl Pays”さん。彼が捜し続けている女性は、叔父の店だというエディンバラの理髪店に勤めていたケイト・モリスさん。動画ではスコットランドの有名な曲“Loch Lomond”に合わせ、当時20代前半で恋人同士だった2人の楽しいデートや旅行の思い出がたくさんの写真とともに展開されている。

“僕に会いにフランスのクレルモン=フェランにまで来てくれたね。君があの飛行機に乗ることを僕はなんとしても止めるべきだった。もっともっと、愛しているよと言ってあげるべきだった。なぜ君の前でひざまずき、結婚してくださいと言わなかったんだろう。いろいろなことが悔やまれてならない。”

Jpl Paysさんが仕事のためスペイン、続いてドイツに移住した一方で、ケイトさんは勉強のためエディンバラからアバディーンに転居。2人はやがて互いの連絡方法を失ってしまった。SNSもメールもない時代の男女には、こんな切ない別れがたびたび繰り返されていたのである。Jpl Paysさんは“もうこんなミニスカートをはいた君に会えないことはわかっている。友達としてでもいいんだ。もう一度だけ君にどうしても会いたい”と締めくくっている。

※ 画像はweb.orange.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)