今回は、マリオ・バロテッリらしい振る舞いは関係ない。今回は、ピッチ上のパフォーマンスだけの評価だ。リヴァプールでの彼の新たな冒険は、ここまであまり輝いていない。イギリスのメディアから、彼は批判を浴びているのだ。

バロテッリのことはすでに一つの問題として騒がれている。『Daily Mail』は「ここでは誰も彼のことを望んでいなかった」と報じた。イングランドで新たな人生の再出発を望んでいたバロテッリにとっては、キツい一発だ。

イギリスのメディアは、バロテッリにあまり時間を与えるつもりがないようである。彼はすぐに“被告人席”に立たされたのだ。『Daily Mail』はこのように続けている。

「彼はセール中のアタッカーだった。我々が話題にしている選手は、コストのかかるPKキッカーでしかない。だが、リヴァプールにそういう選手は必要なかった。PKキッカーはキャプテンの(スティーブン・)ジェラードだからだ」

「こうして今、誰よりもバロテッリに賭けていた人物も困難に陥っている。(ブレンダン・)ロジャース監督のことだ。ここまで、バロテッリは違いをつくることができていないのである」