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片山工業は、公道を走ることができる新ジャンルの乗り物「ウォーキングバイシクル」の製品化を発表した。発売時期は2014年10月(予定)。販売予定価格は29万円。

「ウォーキングバイシクル」は3つの車輪を持つ乗り物で、ふたつのペダルを歩くように踏むと、電動アシストにより前進する。前輪・後輪にブレーキを搭載しており、道路交通法における「普通自転車」の規格に準拠しているため、免許などの資格を持たなくても公道を走行することが可能だ。開発にあたっては、同社技術開発チームに加え、デザイナーやブランディング専門家が「アドバイザリースタッフ」として参画。ロゴマーク/グラフィックデザインはグラフィックデザイナーの原研哉が手がけたほか、プロダクトデザイン/ショールームデザインをデザイナー・建築家の鄭秀和、ブランドメッセージをコピーライターの岩崎俊一、ブランドコミュニケーションをプロデューサーの残間里江子が担当した。

また、電動アシストのバッテリーは一般家庭のコンセントから充電可能で、ペダルを格納して手押し車として使うこともできる。カラーバリエーションは、ブリリアントレッド、もえぎグリーン、シャンパンゴールド、さくらピンクの4色。寸法はL1,200mm×W595mm×H1,080〜1,230mm。重量は36.3kg。発売に先駆けて、東京・表参道エリアに同製品のショールームを7月にオープンする予定となっている。

なお、同製品は5月3日から伊藤忠青山アートスクエアで開催される「自転車博覧会」(5月3日〜5月31日、会期中無休、11:00〜19:00)にて実車を展示。5月5日に聖徳記念絵画館前通りで開催される「サイクルドリームフェスタ」、および5月18日、外苑いちょう並木で開催される「RIDE AOYMA2014」で体験試乗することができるということだ。