グーグル、自分でストリートビューを作成できる新機能公開

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グーグルは、「Views」コミュニティ内の新しい機能により、独自の「ストリートビュー」を作成できるサーヴィスを開始したと発表した。


グーグルは12月9日(米国時間)、「Views」コミュニティ内の新しい機能により、独自の「ストリートビュー」を作成できるサーヴィスを開始したと発表した。

Viewsコミュニティでは、Android携帯のカメラ機能で「Photo Sphere」(360度のパノラマビュー)を作成した人たちが自分のストリートビューを公開でき、それを「Google Maps」にリンクして360度のツアーを提供できる。

独自のストリートビューを作成するには、Android携帯またはデジタル一眼レフカメラ(DSLR)でPhoto Sphereを撮影し、それをViewsコミュニティにアップロードする。そして、自分のプロフィールから使用したいPhoto Sphereを選択し、それらをつなげて「constellation」(星座という意味、日本語版ではコレクション)を作成し、Google Mapsにリンクする。

Viewsコミュニティで画像を閲覧している人たちはストリートビューへ移動できるが、ストリートビューから画像へ移動することはできない。グーグルはユーザーに対し、現実世界でナヴィゲート可能なPhotos Sphereだけをつなげるよう求めている。例えば壁を越えたり、建物を突き抜けるようにナヴィゲートしてはいけないということだ。

「この新機能により、環境関連の非営利団体が保護を目指している美しい場所を資料化し、それを宣伝したりすることができる。また、同じ場所について、時間帯ごとや、天候の異なる日、文化イヴェントが行われているときなど、さまざまな状況の画像を展示できる新たなツールとしても機能する。これは、現在のストリートビューでは対応できないことだ」と、Google MapsおよびPhoto Sphere担当製品責任者のエヴァン・ラポポートはブログに記載している。

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