デキ婚女優・野波麻帆(32)が、1月ドラマ開始直前に降板することを明らかにし、波紋を広げている。
　俳優・水上剣聖と12年12月上旬に結婚し、妊娠3カ月であることを発表。そのため1月からのドラマ『Dinner』(フジ系・日曜夜9時)を降りることになったのだ。

　これに激怒しているのがフジのドラマ関係者である。野波は12年10月期クールの同じ時間枠『TOKYOエアポート』に出てお世話になっているにもかかわらず、自分の都合で断るとはどういう神経かとオカンムリなのだ。
　「ドラマの出演は少なくとも半年前には決まるもの。スケジュールが押さえられているのに、ゴムなしセックスは無責任であり無謀というしかありません。代役は関めぐみとなったが、今後、フジから野波に仕事が来ることはないでしょう」(芸能界事情通)

　今回、大きな問題にならなかったのは野波が東宝芸能所属という点。東宝はフジ・メディア・ホールディングスの7.8%を保有する筆頭株主。同社に頭を下げられると、フジも「そうですか」というしかない。

　過去のデキ婚降板騒動では長谷川京子の例があるが、やはりそのツケは重かった。08年にポルノグラフィティのギタリスト・新藤晴一と結婚。09年5月に男児を出産したが、当時はNHK『上海バンスキング』の主役に内定しており、このドラマの話は消えてしまった。
　「当時は映画『レインフォール』も主役級で出ていましたが、出産月と公開がバッティング。そのため宣伝協力ができず、作品は大コケ。長谷川の、女優としての責任感が問われました。NHKに対しては、のちに別のドラマに出て“穴埋め”しましたが、これをきっかけにドラマやCMの仕事が激減した」(芸能レポーター)

　野波も恐らくほされるに違いない。多忙な女優ほどゴムなしセックスは控えるべきである。