サンダーバードやマスタングに端を発したアメ車のリバイバルブームの中でも、安定した人気を保つカマロ。コレまでのモデルもThat’sアメ車として日本人にも浸透していたことも、マニア層以外にも受け入れられた理由なんでしょうか。



※写真は2012年モデル(アメリカ仕様)


そんな現行カマロのV6モデル「LT RS」と「コンバーチブル」の2モデルがマイナーチェンジとなりました。


変更点はバンパーやグリル、テールランプのデザイン変更がメイン。あとはヘッドライトウォッシャーやライトのレベリング機能の追加といったところです。が、基本的なボディスタイルは大きな変更なし。


「やっぱりアメ車はこ〜じゃなくっちゃ」 なんて人からの支持が高いモデルだけに、キープコンセプトは当然ですね。


「現代的にアレンジされた最新カマロなんて…。やっぱカマロは初代のベビカマでしょ!」というコアなファンもいるはずです。もちろん第1世代は1967年に誕生し、1969年までの3年間しか製造されていません。最終型でも43年前のクルマです。


そんなクルマでもしっかりと純正/社外で新品パーツがあるのがアメ車のいいところ。フェンダーなどのパネルから内装の小物まで、フレーム(ボディ)さえあれば新車が作れちゃうというほどのラインアップといわれています。



なんと今ではそのボディまで新品でリプロダクトされているってわけです。もちろんスチール製! 製造しているダイナコーンクラシックボディースは67年をはじめ、68、69年のクーペ&コンバーチブルボディのほか、ファイヤーバードや初代マスタングシリーズなんてボディも製造しています。


ということは他社のリプロパーツと組み合わせれば、まるまる新車を1台作ることだって可能。2012年モデルの67年カマロなんてのも現実できちゃうってわけです。やっぱアメリカってスゲーです。


ちなみに気になるお値段は、写真の67年クーペで$13,000(2011年時)とのこと。


■Replacement Body Shells -A Rust Free Beginning To A Brand New Old Car
http://www.dynacornclassicbodies.com/classic2.html


(渡辺大輔)