ロンドン五輪最終予選で3連勝を飾り、予選突破に王手をかけたサッカー女子日本代表=なでしこジャパン。7日放送のフジテレビ「とくダネ!」では、なでしこジャパンを16年間追い続けてきたカメラマンで、『なでしこの教え あきらめない心を作る50の教え』著者・早草紀子さんの談話を放送した。

「テレビとか雑誌とかでは拾えないというか、そうじゃないところに彼女達の頑張りだったり、らしさだったり、ポリシーだったり、想いだったりがピッチに溢れている」と説明する早草さん。現在行われている予選について、印象深い場面を訊かれると、W杯決勝のアメリカ戦でチームを救う捨て身のファールで退場した岩清水梓が、出場停止の初戦でピッチに入れず、人知れずボール拾いをしているシーンを挙げるなど、早草さんならではの視線で紹介した。

また、オーストラリア戦のハーフタイム後、円陣組んだ際、チームのメンバーから笑みがこぼれた場面についても、「軽くリラックスするようなことを誰かが言ったんでしょうね。ああ、これ後半スッと入れるなと思いました」と話す早草さんは「世界チャンピオンになったからじゃないと思います。そういう体質です、彼女達。苦しい時ほど無理くり笑う」と語り、その強さの秘訣を明かした。