ペナントレースも大詰めを迎えているプロ野球界だが、盛り上がっている様子がいまいち伝わってこないばかりか、その話題は早くも今オフの契約更改や移籍に関する、いわゆる「ストーブリーグ」へと移っているようだ。

そんな折、30日（火）発売の「週刊アサヒ芸能」（9.8号）では、『プロ野球がつまらなすぎるッ！』という見出しで「ストーブリーグ」の展望を伝えている。

同誌にコメントするスポーツ紙デスクは、FAの目玉を「当然、FA権を取得している選手の調査を開始しています。先発としてはソフトバンクの杉内俊哉(30)、主軸としては横浜の村田修一(30)に興味を示している」とし、同じく球界関係者は、AクラスとBクラスをいったりきたりしている巨人について「わずか1勝（8月27日現在、以下同）と期待を裏切ったグライシンガー(36)のクビはわかりますが、4番としてチームの功労者だったラミレス(36)もチームを去ることになりそうです。みずからパ・リーグ移籍を熱望しているといいます」などと、それぞれ展望を語っている。

また、開幕前は大型補強により期待を集めた反面、思うような結果を残すことができないでいる星野仙一監督率いる東北楽天ゴールデンイーグルスも、今オフには再び大きな補強がありそうだ。

同誌に登場した球界関係者曰く、「いや、星野監督はまだ経験のない日本一達成の野望に固執しています。今年は補強の目玉・岩村明憲(32)が打率1割7分8厘、本塁打0と大誤算。しかし、星野監督は『俺が獲った選手じゃない』というスタンスで気にしていない。それどころか、オフには得意の大型補強をまた敢行する腹づもりです」といい、今オフに星野監督が獲得を狙っている選手は、ズバリ川上憲伸(36)だという。

前出の球界関係者は「ブレーブス時代の過去2年は8勝22敗。年齢を考えれば、川上が野球を続けるには日本球界に戻るのがベストです。星野監督は『まだ2桁勝てる力はある』と豪語しています。他の球団が獲得に名乗りを上げても、明治時代の後輩で、中日時代には師弟関係だった強固な結び付きには対抗できないし、川上自身も断れないと言われます」と語るほど。その他にも、「低レベルな新人王争い」や、やくみつる氏が語る「人気低迷の理由」などプロ野球界にメスを入れている同誌。詳しくはこちらをチェックしてほしい。

・週刊アサヒ芸能［BookLive!］
・週刊アサヒ芸能 ［ライト版］