【イタすぎるセレブ達・番外編】奇跡のストーリー! 9/11米同時多発テロのNYで、グウィネス・パルトロウが、偶然一人の女性の命を救っていた!
(偶然とはいえ、奇跡を起こした!)
女優グウィネス・パルトロウ(38)が、2001年9月11日に発生した米同時多発テロ事件の際に、偶然一人の女性の命を救っていたことが明らかになった。職場のある世界貿易センタービルに出勤途中だったビジネスウーマンの女性が、パルトロウの運転する車に通りでぶつかりそうになったことから、結果的に遅刻をすることになり、間一髪で難を逃れていたのだ。
98年に公開されたラブロマンス映画『スライディング・ドア』は、パルトロウ演じる広告代理店勤務のビジネスウーマンが、出勤で使うロンドンの地下鉄のドアが目の前で閉まった場合と、閉まらなかった場合で、2つの異なる運命を体験する様子を描いた異色の映画。しかし、この映画よろしく、現実に地下鉄のドアが目の前で締まったお陰で運命が変わり、テロ現場の世界貿易センターで命拾いをした女性がいるという。
その女性の名前は、ララ・ランドストロム・クラークさんといい、このほど芸能サイト『The Morton Report』に、10年前の貴重な体験を語った。クラークさんは当時24歳で、世界貿易センター南棟77階にオフィスのある『Baseline Financial Services』社のアカウントマネージャーをしていた。
テロの起きたその日、クラークさんはいつものようにローラーブレードを履いて、オフィスに向かうために地下鉄の駅まで急いでいた。7番街を車を避けながら「ジェイウォーク」して、「クリストファー通り駅」まで行くのが近道だったが、いつものように7番街に差し掛かったところで、シルバーのベンツSUV車が、彼女に向かって疾走して来たという。
SUVはブレーキの音を立てて止まり、クラークさんはすんでのところで轢かれずに済んだ。その後どちらが先に動き出すか、お互いに譲り合いをすること数回。クラークさんはその状況に思わず吹き出してしまったというが、ふと運転席に目をやると、クラークさん同様くすくすと笑っていたドライバーが、あの人気女優グウィネス・パルトロウであることに気がついた。クラークさんは「オーマイゴッド!」と驚いたといい、咄嗟に「もしこれで会社に遅刻しても、同僚に話す話題が出来たわ。」と思ったそうだ。
パルトロウはクラークさんに手を振り、「先に行きなさい。」と合図をしたため、彼女はその場を立ち去り地下鉄の駅に向かったが、息せききって階段を下りた彼女が見たものは、目の前で乗るはずだった電車のドアが閉まる瞬間だった。
その瞬間はかなりムッとしたというクラークさんだが、次に来た電車に乗り、貿易センター前の地下鉄の駅構内に到着した時、北棟にテロリストの乗った最初の飛行機が突っ込んだ。駅の構内は大パニックに陥り、ただただクラークさんは「死にたくない。外に出たい。」と祈ったという。
どうにか外に脱出したクラークさんが次に目にしたのは、大きな穴の空いた北棟から、人が飛び降りてくるという恐ろしい光景だった。午前9時すぎ、チャーチ通りを歩いて逃げていたクラークさんが恐ろしい轟音と爆発音を耳にして振り返ると、彼女の職場のある南棟が爆発するのが見えた。それは、2機目のハイジャック機が突っ込んだ瞬間だった。クラークさんは膝をついてその場に倒れ込み、職場の同僚は死んだと確信したという。170人の同僚の内、4人が南棟で命を落としたそうだ。
その日以来、ツインタワーが崩れ、その中で自分が命を落とす悪夢を繰り返し見続けて来たというクラークさん。その一方で、あの日偶然に自分の命を救ってくれたパルトロウに感謝したいという気持ちを忘れたことはなかったといい、このほどお礼状を書いた。「もしあの日、いつも通りの地下鉄に乗っていたら、私はテロ発生の瞬間、南棟77階のオフィスに座っていたかもしれません。」「あの朝に出会ったことも覚えていないとは思うけれど、偶然私の命を救ってくださったことに感謝したいと思います。」
パルトロウの代理人はこの件を事実と認め、本人もクラークさんの体験談を読んで「深く感動している」という。映画『スライディング・ドア』の実写版のごとく、「運命の分かれ道」的な奇跡を体験したクラークさんだが、いつかパルトロウ本人に直接出会って、お礼を言える時が来るかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)
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98年に公開されたラブロマンス映画『スライディング・ドア』は、パルトロウ演じる広告代理店勤務のビジネスウーマンが、出勤で使うロンドンの地下鉄のドアが目の前で閉まった場合と、閉まらなかった場合で、2つの異なる運命を体験する様子を描いた異色の映画。しかし、この映画よろしく、現実に地下鉄のドアが目の前で締まったお陰で運命が変わり、テロ現場の世界貿易センターで命拾いをした女性がいるという。
テロの起きたその日、クラークさんはいつものようにローラーブレードを履いて、オフィスに向かうために地下鉄の駅まで急いでいた。7番街を車を避けながら「ジェイウォーク」して、「クリストファー通り駅」まで行くのが近道だったが、いつものように7番街に差し掛かったところで、シルバーのベンツSUV車が、彼女に向かって疾走して来たという。
SUVはブレーキの音を立てて止まり、クラークさんはすんでのところで轢かれずに済んだ。その後どちらが先に動き出すか、お互いに譲り合いをすること数回。クラークさんはその状況に思わず吹き出してしまったというが、ふと運転席に目をやると、クラークさん同様くすくすと笑っていたドライバーが、あの人気女優グウィネス・パルトロウであることに気がついた。クラークさんは「オーマイゴッド!」と驚いたといい、咄嗟に「もしこれで会社に遅刻しても、同僚に話す話題が出来たわ。」と思ったそうだ。
パルトロウはクラークさんに手を振り、「先に行きなさい。」と合図をしたため、彼女はその場を立ち去り地下鉄の駅に向かったが、息せききって階段を下りた彼女が見たものは、目の前で乗るはずだった電車のドアが閉まる瞬間だった。
その瞬間はかなりムッとしたというクラークさんだが、次に来た電車に乗り、貿易センター前の地下鉄の駅構内に到着した時、北棟にテロリストの乗った最初の飛行機が突っ込んだ。駅の構内は大パニックに陥り、ただただクラークさんは「死にたくない。外に出たい。」と祈ったという。
どうにか外に脱出したクラークさんが次に目にしたのは、大きな穴の空いた北棟から、人が飛び降りてくるという恐ろしい光景だった。午前9時すぎ、チャーチ通りを歩いて逃げていたクラークさんが恐ろしい轟音と爆発音を耳にして振り返ると、彼女の職場のある南棟が爆発するのが見えた。それは、2機目のハイジャック機が突っ込んだ瞬間だった。クラークさんは膝をついてその場に倒れ込み、職場の同僚は死んだと確信したという。170人の同僚の内、4人が南棟で命を落としたそうだ。
その日以来、ツインタワーが崩れ、その中で自分が命を落とす悪夢を繰り返し見続けて来たというクラークさん。その一方で、あの日偶然に自分の命を救ってくれたパルトロウに感謝したいという気持ちを忘れたことはなかったといい、このほどお礼状を書いた。「もしあの日、いつも通りの地下鉄に乗っていたら、私はテロ発生の瞬間、南棟77階のオフィスに座っていたかもしれません。」「あの朝に出会ったことも覚えていないとは思うけれど、偶然私の命を救ってくださったことに感謝したいと思います。」
パルトロウの代理人はこの件を事実と認め、本人もクラークさんの体験談を読んで「深く感動している」という。映画『スライディング・ドア』の実写版のごとく、「運命の分かれ道」的な奇跡を体験したクラークさんだが、いつかパルトロウ本人に直接出会って、お礼を言える時が来るかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)
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