レディ・ガガ VS. ジャン＝ポール・ゴルチエの夢の対談がTV特番で実現！

2008年のデビュー以来、完成度の高いキャッチーなポップチューンと奇抜な衣装の数々で一大センセーションを巻き起こしてきた米歌手レディ・ガガ（Lady Gaga）が、フランスを代表するファッション・デザイン界の大御所ジャン＝ポール・ゴルチエ（Jean Paul Gaultier）とTV特番で夢の対談を果たすことが明らかになった。ステージの上はもちろんのこと、私生活でも常に度肝を抜くような斬新な衣装で世間の目を楽しませてくれる究極のファッショニスタ、ガガ様に相応しく、ゴルチエのホームグラウンドでもある“ファッションの都”パリで収録が行われるこの特別番組は、「ガガ by ゴルチエ」というタイトルのもと全米ネットワーク局の１つであるCWで来月放送される予定となっている。

番組ではゴルチエとの会話を通してガガのトップスターへの道のりとファッションやアートに対する情熱、そしていまやアイコンといっても過言ではない彼女の鮮烈なイメージ作りにおけるマーケティング戦略などについて解き明かすという。ポップミュージック界の革命児として知られるガガの対談相手にファッション界の異端児として次々に業界のタブーを覆してきたゴルチエが選ばれたのは、ごく自然なことだと言えるだろう。キャリア全盛期には性別をはじめとする様々な常識に挑戦状を叩きつけるかのごとく、全身タトゥーとピアス姿のモデルや肥満体型、はたまた年老いたモデルなどを自身のショウに起用し世間を騒がせたゴルチエは、1990年のブロンド・アンビション・ツアーの際マドンナ（Madonna）が衣装の1つとして身につけたかの有名な“コーン・ブラ”の仕掛け人としても知られ、ポップカルチャーや音楽界に多大な影響を与えてきた人物の1人。番組内ではガガが昨年のMTVビデオ・ミュージック・アワード（VMA）で着用し、賛否両論を呼んだあの“生肉ドレス”などについても取り上げると予想されている。