日本テレビ「行列のできる法律相談所」(7月31日放送分)では、元サッカー日本代表で引退後はタレントとして活躍する武田修宏が、「私の名シーンスペシャル」で、1990年10月28日・読売クラブ×日本鋼管戦で見せたオーバーヘッドシュートを紹介した。

三浦知良の日本リーグデビュー戦として、マスコミの注目を集める中、カズへのライバル心から生まれた劇的なシュートについて、「オーバーヘッドキックがやってみたかった。小学校からの憧れのシュートで、最初で最後のオーバーヘッドシュート。カズさんのことは尊敬もしてますし、ライバルでもあるし、今もカズさんが頑張ることが自分の…(励み)」と説明した武田だったが、ここから話は思わぬ方向へ。

最近のサッカー界について、「女子のサッカーは本当に頑張ってますからね。そういう意味ではサッカー界全体が盛り上がっている」とコメントする武田を、番組司会の島田紳助が「サッカー界には戻れない」とからかった。すると、武田はなんと「俺は10年後、絶対監督やりますよ」と断言したのだ。

だが、この言葉に対し、紳助が「絶対やらない。やらないに懸けた。あるとしたらJ2の人気のないチーム」とツッコミを入れるも、武田の気持ちは本物で、「J2でも今監督のオファーがあったら全部仕事やめて行きますよ。監督は一回やりたい。夢ですから。女性よりもサッカー大好きですから。本気なんです、これは」と真剣な表情で言い返す。

これには、紳助も響くものがあったか、その最後には「テレビをご覧のJ2の社長さん方。武田君が、J2の監督なら今の仕事全部投げ捨てて、やるといってます。マンションと女の子二人はつけて。我々も乗りかかった船ですから、そのチーム応援しますわ」と番組内で異例の呼びかけを行った。