インタビュ―:Caos Caos Caos「出来ることは何でもやってきた」
幼少から様々なジャンルのダンスに親しみ、人気ファッション雑誌『小悪魔ageha』でモデル“のりりん”としても活躍した白石乃梨が、ガールズ・ダンスボーカルグループ、Caos Caos Caos(カオス カオス カオス)を結成。2月23日に発売したデビューシングル「tear drops」は、1月より人気アニメ『名探偵コナン』のオープニングソングとして放送開始しており、映像内にアニメーションとして登場して同曲を歌う女の子(=白石乃梨)の正体に注目が集まっている。
――まず、「Caos Caos Caos」というグループ名の意味から教えてもらえますか?
白石乃梨(以降、白石):「Chaos」というのは、ギリシャ語で「無秩序」「混沌」「予測不可能」という意味で、「h」が入っているのが本当の綴りなんですけど、結構読み間違ってしまう方がいらっしゃったので、グループ名では「Caos」にさせて頂きました。音楽を通して予測不可能な展開を繰り広げていけたら、ライブでは、今までになかったようなエンタテイメント的な“魅せるもの”を作れたら、という思いで付けました。――普段は、関西で活動しているんですか?
白石:はい、大阪に住んでいます。――白石さん以外の4人のメンバーはどのように決まったんですか?
白石:私は元々ソロで2008年から活動していたんですけど、ライヴやPVをはじめとして、私がやってきたジャンルは特に、1人で踊るよりもダンサーと一緒に世界観を作り上げるというのが活きてくるジャンルなので、「絶対に、ダンサーさんって不可欠やな」と思っていまして。でも、作品毎にダンサーは変わるので、いつか、仲間としていつも一緒にやっていけるようなダンサーと出会えたら、もっと色々可能性が広がるのになぁと思って活動していたら、たまたま去年プロデューサーに紹介して頂いて、理想通りの形に!――他のメンバーとは、どんな話をしていますか?
白石:結成してからまだそんなに時間が経ってないですけど、歳が近いのもあって結構、現場の合間には馴染んで色々話していますよ。でも、ダンスに関しては全員真剣なんで、リハーサルだとあまり笑わないですし、みんな真剣に鏡と向き合ってダンスばかりやってますね。――白石さんは周囲の人から、どんな人だと言われることが多いですか?
白石:「面白い」と言われることが多いですね!(笑)。――自己認識としては、どんな人だと思いますか?
白石:外見からなのか(笑)、「渋谷にいそう」とか派手な感じに思われがちなんですけど、実際は家にいることが結構好きですね。最近だとよく図書館に行ったり、料理を本格的に始めたり。――プロフィールを見ると、幼少からいろいろと習い事をされていたようですが、それはご両親などに勧められて?
白石:3歳からダンスやバレエ、ピアノをさせてもらってたんですけど、母がダンススタジオをやってて、祖母が日本舞踊をずっと踊っていたので、ダンスは私も幼い頃から、ただただ好きで自然にやってた感じですね。それに、音楽が周りにある環境で育ちました。学校が終わったら部活とかは一切せずに、もうフルで休みなく、習い事とか、劇団に入ったりしてましたね。――今回のデビューシングルは、可能性としては他にも色々な候補曲があったかと思うのですが、この2曲を選ばれた理由は?
白石:今回はもう曲と同時に、『名探偵コナン』のお話を頂いていて、また『名探偵コナン』が15周年のメモリアルイヤーということもあって、『名探偵コナン』を作っておられる方々の「こういう感じで」みたいな想いも伺ったり。それで曲を聴いて、歌詞を乗せました。