えっ?スカイツリーがもう完成?東武、24日に記念列車を運行。

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東京・下町の新名所として期待され、建設中の塔の見学客が日々増えている東京スカイツリー。事業主体の親会社である東武鉄道が突如、4月24日に塔が完成する予定であると発表し、記念列車を運転すると発表した。塔の高さは現在、東京タワーを僅かに上回るほどで、到底あと4日で完成するとは思えないのだが…いったいどういうことか。

その答えは、記念列車の運行経路にあった。今回東武鉄道が「24日に完成する」と発表したのは、東武ワールドスクウェア(栃木・日光市)の新展示物である「東京スカイツリー」だ。つまり、本物の東京スカイツリーを模したミニチュア版の方が一足早く完成するというのだ。

ちなみにワールドスクエアの方のツリーのサイズは25分の1ということなので、その高さはおよそ26メートルになる。ミニチュアとは言え、その高さはマンション9階分に相当する。

そして今回、東武鉄道ではこのミニチュア版スカイツリーの完成を記念して、今月24日(土)から8月までの土休日に、東武ワールドスクエアの最寄り駅である鬼怒川温泉駅と、建設中の東京スカイツリー(ホンモノ)に近い浅草駅とを結ぶ特別列車「スカイツリートレイン」を運転する。

この列車は、通常土休日に浅草発東武日光行き「きりふり275号」として運転している浅草10時30分発の特急列車を、鬼怒川温泉行き「ゆのさと275号」として運転するもので、各車両のデッキ部分には東京スカイツリーの様々な写真やイメージ画を展示して、その成長記録や完成イメージなどを紹介するほか、列車の前面と側面には「スカイツリートレイン」のロゴマークが掲出される。

さらに、記念列車の運行開始日である24日は東武ワールドスクエアの開園記念日となっており、誰でも無料で入園できるという。この機会に一足早く完成したスカイツリーを見物しに行ってみてはいかがか。途中停車駅や到着時刻などの詳細は東武鉄道のホームページにて公開されている。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)

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【参照】
東武鉄道
東京スカイツリー