またか”フジドラマ”…『ラストノート』でトラブル発覚「内田有紀の出演」巡って古巣・バーニングプロが遺憾表明
内田が30年ぶりにフジテレビの連ドラで主演を務めることもあり、7月スタートの「ラストノート」(木曜22時〜)が大きな話題を呼んでいる。
今や大物女優と言われる彼女を長年支えてきたのが、バーニング創業者で現在は会長の周防郁雄氏(85歳)。一方、名実ともに事務所の看板女優へと成長した彼女を公私にわたり支えるようになったのが、元俳優の柏原崇氏(49歳)だ。
実は両者の関係はたびたび、事務所との軋轢を生んでいたという。そんななかで浮上したのが今年1月の内田の退社話だった。
【前編記事】『内田有紀とバーニング、大モメの「全内幕」久々の主演作『ラストノート』話題のウラで…【やっぱり「円満独立」ではなかった…】』よりつづく。
異例のギャラ交渉、“最後の挨拶”すらなく…
バーニング幹部が言う。
「正式に相談があったのは昨年の夏頃です。バーニングの周防彰悟社長は、柏原氏を交えて内田と話し合いを重ねました。『会長が存命の間は所属してほしい』と慰留し、ギャラの配分についてもかなり譲歩した。『内田サイドが9割、事務所は1割で良い』とまで提案していました。内田本人は恩義ある事務所の提案に揺れているようでした。しかし、柏原氏の意思は固かった」
周防会長は'24年10月に脳梗塞を起こし入院。自身は会長となり、息子である彰悟氏がバーニングの経営を担うようになっていた。柏原氏は彰悟氏に対し、周防会長に挨拶の場を設けてほしいと再三にわたり要求していたという。
「昨年から何度も、柏原氏より『年内に周防会長に会わせてほしい』と連絡がありました。会長は体調が芳しくなく、『もう少し落ち着いてからにしてほしい』と彰悟氏は返答していた。しかし内田サイドは、『年内じゃないとダメ』の一点張りでした」(同前)
すると今年1月、内田が公式サイトでバーニングからの退社を発表。柏原氏が代表を務める個人事務所「テンビーンズ」へと移籍した。さらに4月には、柏原氏との入籍も発表している。
「退社は公表されて初めて把握しました。事前に知らせもなく、公式サイトに掲載後、柏原氏から『見てください』とメールが送られてきただけです」(同前)
賛否はあれど、芸能界は「義理」が重んじられてきた業界で、老舗であればその傾向は顕著だ。それだけに、バーニングの怒りは大きかった。
「会長は内田への思い入れが強かった。だからこそ、せめて最後の挨拶はきちんとしてほしかった。しかし、それすら叶いませんでした」(同前)
柏原氏が抱いていた「事務所への不満」
トラブルは他にもある。内田の主演ドラマ「ラストノート」への出演経緯についても、この幹部はこう憤る。
「ドラマ出演が決まったのは、まだ内田がバーニングに所属していたときです。しかし柏原氏は、まったく事務所に共有せず、勝手にフジと話をまとめていた。我々は、知り合いのドラマ関係者から『主演が決まって良かったですね』と言われて初めて知ったんです。
仕事を取って来るのはマネージャーの手腕とも言えますが、話が来た時点で事務所に相談すべきでしょう。また、所属時に決まっていた仕事については事務所も契約に含まれるのが慣例ですが、柏原氏からの返答は、『考え方が古い。ギャラは一切支払いません』というものでした」
なぜここまで柏原氏は強硬な姿勢を貫くのか。実はかねてから、同氏は事務所のやり方に不満を持っていたという。前出の内田の知人が明かす。
「彼は常々『内田ブランド』という言葉を使っていました。誰よりも内田を大切にしているからこそこだわりは強く、納得がいかなければ制作サイドにクレームを入れることもあった。慣習やしきたりを重んじる業界のやり方にも違和感を持っており、周囲には『これからは事務所ではなく、タレント主導で仕事を進めるべきだ』とこぼしていました」
バーニングの「回答」
すれ違いによって深まっていった両者の溝。認識の違いは今も大きい。
本誌が柏原氏に取材を申し込むと、文書で次のように回答があった。
「内田の退所に向けては、昨年秋頃より現バーニングプロダクション社長の周防彰悟さんと直接会話を重ね、彰悟さんご自身から私へご承諾のご連絡をいただきました。また、退所後も彰悟さんとは時折連絡を取らせていただいています。私達からのご説明としては彰悟さんとの関係性が全てとなります」
しかしバーニング幹部によると、「彰悟氏は『そこまで辞めたいのなら止められない』というスタンスでした。だが、最終的な合意もないまま騙し打ちのように独立を発表されたことには疑問を持っている」という。
実際、バーニングに取材すると、内田の退社発表について「内田有紀氏ご本人から事前に何の連絡もなく、一方的にホームページで公表されて困惑しております」と回答。そして、ドラマ「ラストノート」出演をめぐるトラブルについても認め、「大変遺憾に存じております」と答えた。
ドラマ「ラストノート」はアラフィフ女性がさまざまな現実に直面しながら、年下男性との激しい恋に落ちていく物語。内田の歩みにも重なる内容だけに、ある意味、その演技に注目である。
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「週刊現代」2026年7月20日号より

